2017年04月01日

電動GLOCK:SAIカスタム 製作②

こんにちは。NDZです。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCKカスタム製作期その2

今日は加工治具の作り方、段取りと電動GLOCKスライドの準備です。
まずは治具。

材料はMDF9mmを250×50にカットした物を3枚使用します。
こちらは大判をホームセンターでカットしてもらって色々な治具へ使う目的でストックしてある大きさです。
電動GLOCKスライドを採寸したところ、幅が26.5mm(ABSインジェクション成型の為、ゆがみがあり、均一な平面ではありませんが平均して)
でしたので、9mm板3枚=27mmから0.5mm削り平面を出します。
まずは上記写真のように3枚を木工用ボンドで接着し、クランプで固定します。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
一晩くらい寝かせて接着完了。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
この状態は写真だと分かりづらいんですが、ボンドもはみ出てるし、板もきっちりそろってません。
あわせ面をフライス加工し平面と直角を出していきますね。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
汎用の精密クランプでは固定します。
この際、クランプの設置で機械に対して直角を出す為に、コレを使います
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
機械のベース面に20mmピッチの穴があいており、これらはこの機械で開けている穴なので、精度があります。
この真鍮ピンはφ5の棒材から何本か作ってあります。ピンを2~3本刺しそこに密着させるようにクランプを固定することで直下を出します。
φ6mm(この機械はER11コレット仕様なのでφ6mmがエンドミルの最大径になります)のフラットエンドミル(加工面が平らになる刃物)
で上下面を加工。ついでにワーク原点出しに使う側面も加工。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②

準備ができたのでベースに固定しCAMソフトで作成したGコードによって加工開始します。電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
こんな感じで切削加工していき、
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCK用の治具完成~。


スライドの準備も同時に開始。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
元々あった、Gマーク、18C、AUSTRIAという刻印を瞬間接着剤で埋めます。
乾燥に時間かけても削るとなぜか一度では凹みが出来ちゃうんですよね~。
何回か瞬着盛りと平面出しを繰り返してなんとか。

電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
あと今回は18C→17にします。フルオートもRMRドットサイトを載せる際に殺さなきゃ行けないので。。。
元々セミオートでしか使いませんしね!
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
ABS板2mmから切り出し接着。
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
瞬着(シアノンの黒)とベビーパウダーを混ぜ混ぜ・・・
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
電動GLOCK:SAIカスタム 製作②
モリモリしてシコシコして平面出し終了。
セレーションはNCフライスで彫りなおすのでコレでよし。

さて、ここまできたらあとはガスブロのスライドカスタムと同じ工程に入ります。
ではまた。




同じカテゴリー(電動GLOCK)の記事画像
3Dプリント用データについて
電動GLOCK:SAIカスタム 完成!
電動GLOCK:SAIカスタム 製作④
電動GLOCK:SAIカスタム 製作③
電動GLOCK:SAIカスタム 製作①
電動GLOCK:SAIカスタム 製作開始!
同じカテゴリー(電動GLOCK)の記事
 3Dプリント用データについて (2018-11-02 04:06)
 電動GLOCK:SAIカスタム 完成! (2017-04-10 01:27)
 電動GLOCK:SAIカスタム 製作④ (2017-04-07 15:33)
 電動GLOCK:SAIカスタム 製作③ (2017-04-04 23:00)
 電動GLOCK:SAIカスタム 製作① (2017-03-28 02:47)
 電動GLOCK:SAIカスタム 製作開始! (2017-03-26 01:00)

Posted by ibex  at 16:24 │Comments(0)電動GLOCK

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。